「科学って何かわかる?」の問いかけに、子どもたちの答えは「実験!」。
どんなことをしてくれるのだろうと楽しみに待っていた「科学であそぼう」。
阿南高等専門学校 機械工学科 助教 西本先生(年長児の保護者)が、
年長児にお話をしに来てくださいました。
「超高速度カメラ」を使って、風船がわれるところを1秒間を1/2000に割って撮影。
目で見ると「一瞬!」の出来事、速すぎて見えないものが、
超高速度カメラを使うと、ゆっくり動いて見えました。
風船に針をさした部分がわれて、われていない方へ戻ろうとするのを見て、
「うおー!実験すごいなあ。」と、おもわず拍手がおこります。
次はクラッカーを鳴らす瞬間を撮影。
火薬に火がつくところや、最初はかたまって飛び出した紙テープが広がっていくところなど見ることができました。
また、子どもたちからのリクエストで、
「ティッシュが箱からどうやって出てくるか」や「ボールがはずむところ」も見せてくださいました。
その後は、 ‘レインボーぶんぶんごま’ 作り。
フイルムケースに、赤、青、緑のオーロラテープを貼ってぶんぶんごまを回すと、
しゃぼん玉みたいに見えます。
「この三つの色を光の三原色といいます。」と聞いて、
「これこれ!朝、私が言よったんと同じ」。
そういえば、朝、絵の具をぬっている時に
「赤と青と緑の色に光が当たって混ざったら、何色になるか知っとう?白になるんじょ。」
という話をしてくれた子がいました。
テレビで見たのか、子どもたちがよく知っていることに驚き!でした。
西本先生から「何でこうなるんだろうと、考えることが大切。
今は便利になってきて何でもあたりまえのように使っているけど、昔の人が考えた物なんだよ。」
というお話も聞きました。
約1時間の楽しい時間はあっという間に過ぎ、
「終わりがはやいー!」「また明日来てよ」。
最後に握手やタッチをしてもらって、「パワーくれた!」と、大喜びの子どもたちでした。
クラスに帰ってからも「地球は、どうして回っているの?」
「きょうりゅうは、なんで絶滅したの?」と、子どもたちの不思議?は、止まりませんでした。
レインボーぶんぶんごまと、なぜだろう!?と考える気持ちをお土産にもらって、
今日の科学であそぼうは、終了しました。
お父さん先生、ありがとうございました。