お父さん先生の「科学であそぼう」(年長児)

[イベント・行事の話]わかくさ幼稚園2011年1月27日 19:51

わかくさ幼稚園

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「科学って何かわかる?」の問いかけに、子どもたちの答えは「実験!」。

どんなことをしてくれるのだろうと楽しみに待っていた「科学であそぼう」。

阿南高等専門学校 機械工学科 助教 西本先生(年長児の保護者)が、

年長児にお話をしに来てくださいました。

「超高速度カメラ」を使って、風船がわれるところを1秒間を1/2000に割って撮影。

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目で見ると「一瞬!」の出来事、速すぎて見えないものが、

超高速度カメラを使うと、ゆっくり動いて見えました。

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風船に針をさした部分がわれて、われていない方へ戻ろうとするのを見て、

「うおー!実験すごいなあ。」と、おもわず拍手がおこります。

 

次はクラッカーを鳴らす瞬間を撮影。

火薬に火がつくところや、最初はかたまって飛び出した紙テープが広がっていくところなど見ることができました。

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また、子どもたちからのリクエストで、

「ティッシュが箱からどうやって出てくるか」や「ボールがはずむところ」も見せてくださいました。

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その後は、 ‘レインボーぶんぶんごま’ 作り。

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フイルムケースに、赤、青、緑のオーロラテープを貼ってぶんぶんごまを回すと、

しゃぼん玉みたいに見えます。

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「この三つの色を光の三原色といいます。」と聞いて、

「これこれ!朝、私が言よったんと同じ」。

そういえば、朝、絵の具をぬっている時に

「赤と青と緑の色に光が当たって混ざったら、何色になるか知っとう?白になるんじょ。」

という話をしてくれた子がいました。

テレビで見たのか、子どもたちがよく知っていることに驚き!でした。

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西本先生から「何でこうなるんだろうと、考えることが大切。

今は便利になってきて何でもあたりまえのように使っているけど、昔の人が考えた物なんだよ。」

というお話も聞きました。

 

約1時間の楽しい時間はあっという間に過ぎ、

「終わりがはやいー!」「また明日来てよ」。

最後に握手やタッチをしてもらって、「パワーくれた!」と、大喜びの子どもたちでした。

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クラスに帰ってからも「地球は、どうして回っているの?」

「きょうりゅうは、なんで絶滅したの?」と、子どもたちの不思議?は、止まりませんでした。

レインボーぶんぶんごまと、なぜだろう!?と考える気持ちをお土産にもらって、

今日の科学であそぼうは、終了しました。

 

お父さん先生、ありがとうございました。

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